三菱UFJカードの還元率を解説【高還元になる店・ならない店】
結論:対象店舗の利用と銀行口座連携がそろって初めて高還元になるカード
三菱UFJカードは「最大20%還元」という数字だけが独り歩きしがちですが、実際は対象店舗での利用と三菱UFJ銀行の口座連携という、複数の条件がそろって初めて高い還元率になるカードです。基本の還元率は0.5%で、対象店舗での利用だけなら7.0%、そこからさらに条件を満たすと最大20%まで伸びる、という段階構造になっています。この記事では、具体的にどの店舗・どの条件なら高還元になるのか、逆にどんな場合は基本の0.5%に留まるのかを整理します。
向いている人
- セブン‐イレブンや、オーケー・オオゼキなどのスーパー、スシロー・松屋などの飲食店(後述の対象店舗)をよく利用する人
- 三菱UFJ銀行の口座を持っている、または新たに開設してもよい人
- ナンバーレス設計やVisaのタッチ決済を使いたい人
- Visa・Mastercard・JCB・AMEXから国際ブランドを選びたい人
向いていない人
- 三菱UFJ銀行と接点がなく、口座開設もしたくない人(最大20%のラインには届きにくくなります)
- 後述の対象店舗をほとんど利用しない人
- 買い物を一括払い中心にしている人(国内ショッピング保険はリボ払い・分割払いの場合のみ対象です)
高還元になる条件を具体的に解説
対象店舗はこちら
三菱UFJ銀行の公式サイトによると、還元率アップの対象店舗は次の通りです。これらの店舗では、通常の還元率0.5%に+6.5%が上乗せされ、合計7.0%のポイントが貯まります。
- セブン‐イレブン
- ローソン
- コカ・コーラ自販機
- くら寿司
- スシロー
- ピザハットオンライン
- 松屋
- 松のや
- マイカリー食堂
- 東武ストア
- 上島珈琲店
- カフェ・ド・クリエ
- スターバックス
- ゼッテリア
- オーケー
- オオゼキ
- 三和
- フードワン
- スーパー魚長
- 生鮮げんき市場
- 生鮮乃木市場
- ドミー
- 肉のハナマサ
- ジャパンミート
- フィール
- ヤマナカ
- フランテ
- フランテロゼ
- アオキスーパー
- フードストアあおき
- サンリブ
- 近商ストア
- ハーベス
- 東急ストア
- アカチャンホンポ
- カーブス
ただし「対象店舗であれば何でも7.0%になる」わけではなく、店舗ごとに細かい対象条件が決まっています。次の見出しで、公式サイトに記載されている全店舗の条件を網羅して紹介します。自分がよく利用する店舗があれば、あわせて確認してください。
コンビニの対象条件
- セブン‐イレブン:複合商業施設内にある店舗など一部対象外の場合あり。オンラインショッピング・デリバリーサービス・セブン自販機・スマホレジの利用は対象外
- ローソン:ナチュラルローソン・ローソンストア100も対象。複合商業施設内の店舗・駅ビル内店舗・ガソリンスタンド併設店舗など一部対象外の場合あり。オンラインショッピング・デリバリーサービス・スマホレジの利用は対象外
自販機の対象条件
- コカ・コーラ自販機:自販機上のタッチ決済(クレジットカードタッチ決済またはQUICPay)が対象。Coke ON Pay・Coke ON Pass利用分も対象(ただしApple Pay利用分は対象外)
カフェ・飲食店の対象条件
- 上島珈琲店:「上島珈琲店」「UCC Cafe Plaza」各店が対象。複合商業施設内の店舗など一部対象外の場合あり
- カフェ・ド・クリエ:複合商業施設内の店舗など一部対象外の場合あり。モバイルオーダー・クリエカードチャージは対象外
- スターバックス:スターバックス カードへのオンライン入金のみ対象。Apple Payでのオンライン入金、店頭でのご入金・ご利用は対象外
- くら寿司:複合商業施設内の店舗(ららぽーとTOKYO-BAY店など)は一部対象外の場合あり。スマホでお持ち帰り・どこでもくら寿司・通販などのオンライン事前決済は対象外
- スシロー:複合商業施設内の店舗など一部対象外の場合あり。オンライン決済、「京樽スシロー」「スシローToGo」の利用は対象外
- ピザハットオンライン:ピザハット公式サイト・公式アプリでのオンライン注文時のクレジット決済が対象
- 松屋・松のや・マイカリー食堂:店舗券売機・セルフレジでのクレジット決済およびApple Pay(QUICPay)が対象(高速道路SA・PA内店舗など一部対象外)。加えて「松弁ネット」「松屋モバイルオーダー」「松弁デリバリー」でのクレジット決済も対象(サービスにより松屋・松のや・マイカリー食堂に加え、ステーキ屋松・松軒中華食堂・すし松・トゥックントゥックン・麦のトリコ・松太郎など対応ブランドが異なる)。松屋公式オンラインショップは対象外
- ゼッテリア:店頭決済および公式アプリでのモバイルオーダーのクレジット決済が対象。複合商業施設内の店舗など一部対象外の場合あり
ライフスタイル関連の対象条件
- アカチャンホンポ:「アカチャンホンポ Online Shop」も対象。店頭利用はMastercard・JCB・Visaのみ対象(QUICPay利用は対象外)。複合商業施設内の店舗・フランチャイズ店舗など一部対象外の場合あり
- カーブス:入会金・月会費の支払いが対象
スーパーの対象条件
スーパー各店は、いずれも食品スーパー部分以外(テナント・専門店・ネットスーパーなど)の利用は対象外になるものが多いのが共通点です。
- アオキスーパー:ショッピングセンターアズパーク内の専門店・花いちばアズガーデンは対象外。お買い上げのレジが違う売り場の利用、クイックコマース・インターネットの利用は対象外
- フードストアあおき:ネットスーパーの利用は対象外
- オーケー:ネットスーパーの利用は対象外
- オオゼキ:オンラインストア・ネットスーパーは対象外
- サンリブ:「サンリブ」「マルショク」「リブホール」「サンク」「サンリブBUONO」各店が対象。テナント・ネットスーパーの利用は対象外
- スーパー魚長:「生鮮乃木市場」「生鮮げんき市場」も対象
- 近商ストア:「ハーベス」各店・「Pochette」も対象。ネットスーパー・食品スーパー以外の利用は対象外
- 東急ストア:「プレッセ」「フードステーション」も対象。テナント・ネットスーパーは対象外
- 東武ストア:ネットショップ・手ぶら決済・専門店売り場の利用は対象外
- ドミー:一部対象外の店舗あり
- 肉のハナマサ:フランチャイズ店の利用は対象外
- ジャパンミート:「MEATMeet」「パワーマート」も対象
- フィール:テナント・専門店・ネットスーパーの利用は対象外
- ヤマナカ:「フランテ」「フランテロゼ」も対象。ネットスーパーの利用は対象外
三和・フードワンも対象店舗です。他のスーパーと同様、食品スーパー部分の利用が対象になるのが基本ですが、対象条件は変更されることがあるため、申し込み前にカード公式サイトで最新の内容をご確認ください。
7.0%還元の対象になる支払い方法
対象店舗であっても、支払い方法によって7.0%還元の対象かどうかが分かれます。三菱UFJ銀行の公式サイトによると、対象になるのは通常のクレジットカード払い・タッチ決済(カード現物による非接触決済)・Apple Pay(QUICPayでの支払いのみ)の3通りです。一方で、グローバルポイントWalletを使ったスマホ決済や、Apple PayでのMastercardタッチ決済は対象外になります。「対象店舗でさえあれば支払い方法は何でもよい」わけではない点に注意してください。
三菱UFJ銀行の口座連携+アプリエントリーで最大20%に
対象店舗での7.0%還元に加えて、支払口座を三菱UFJ銀行に設定し、MDCアプリの「ポイントアッププログラム」からエントリーすると、条件の達成状況に応じて還元率が段階的に引き上げられ、最大20%まで到達します。内訳は、基本の7.0%(基本ポイント0.5%+対象店舗ボーナス6.5%)に、次の3つのボーナス枠(合計+13%)が上乗せされる仕組みです。
- カードのサービスを使うと最大+3.5%:MDCアプリへのログイン、月5万円以上のカード利用、スマホ決済(Apple Pay等)またはグローバルポイントWalletチャージ、楽Payの登録や分割・リボ払いの利用など
- 三菱UFJグループの金融サービスで最大+4.5%:三菱UFJダイレクトへのログイン、給与・年金の受け取り、三菱UFJグループでの積立投資、住宅ローン契約、QRコード決済COIN+への口座登録など
- 特定サービスのカード払いで最大+5.0%:携帯電話料金(au・NTTドコモ・ソフトバンク・ワイモバイル等)、電気料金(東京電力・関西電力等の対象電力会社)、Appleのサービス、ABEMAプレミアム、コミックシーモアなどのカード払い
「対象店舗で使うだけで自動的に20%になる」わけではなく、銀行口座の連携とアプリでのエントリーが前提のうえで、上記3枠それぞれの条件を満たすほど段階的に還元率が上がっていく仕組みです。景品表示法の定めにより、他特典と合計した還元率の上限も20%となっており、それを超えた分のポイントは付与されません。エントリー方法や各条件の達成基準・対象サービスは変更されることがあるため、申し込み前に最新の内容をMDCアプリまたはカード公式サイトで確認しておきましょう。
ボーナスポイントには利用上限と付与タイミングがある
対象店舗のボーナス分(スペシャルポイント)には、集計期間(エントリー月1日〜翌月15日、以降は毎月16日〜翌月15日)ごとに合計利用金額5万円という上限があります。上限を超えた部分の利用には、通常の還元率0.5%が適用されます。また、このボーナス分は基本ポイントとは別に、利用した月のご請求確定時から翌々月にまとめて付与される点も、家計管理の際に押さえておきたいポイントです。
月間利用額でも基本ポイントが上乗せされる
対象店舗のボーナスとは別に、月間の利用額に応じて基本ポイントが上乗せされます。月間3万円以上の利用で基本ポイントの10%、月間10万円以上の利用で20%が加算されます。日常の支払いをこのカードに集約するほど、基本ポイントの上乗せ分も積み上がっていきます。
カード紹介でもポイントがもらえる
家族や友人にカードを紹介して入会してもらうと、紹介した側に600ポイント(3,000円相当)、紹介された側にも200ポイント(1,000円相当)がプレゼントされます。
逆に、高還元にならないケース
「三菱UFJカード=最大20%」というイメージだけで選ぶと、想定より貯まらないことがあります。次のようなケースでは還元率が基本の0.5%に留まる、または20%には届きません。
- 対象店舗以外での買い物(百貨店やドラッグストア、対象に含まれないネット通販など)は基本の0.5%のみ
- 対象店舗であっても、グローバルポイントWalletでのスマホ決済やApple PayでのMastercardタッチ決済は7.0%還元の対象外
- 三菱UFJ銀行の口座設定・アプリエントリーをしていない場合、対象店舗で使っても7.0%止まりで、最大20%には届かない
- 対象店舗での月間利用額が5万円を超えると、超えた分は通常の還元率0.5%に戻る
- 月間利用額が3万円未満の場合、基本ポイントの月間ボーナス加算(10%・20%)は受けられない
- 国内ショッピング保険は、一括払いの場合は対象外(リボ払い・分割払いの場合のみ適用)
- 国内旅行保険は自動付帯していない
基本スペック
- 年会費:無料
- 国際ブランド:Visa、Mastercard、JCB、American Expressから選択可
- 申込条件:18歳以上、学生可
- ポイント基本還元率:0.5%(1,000円で1ポイント、月間利用合計額)/ 対象店舗で7.0% / 条件達成で最大20%
- ポイントプログラム:グローバルポイント(1ポイント5円相当)、有効期限24ヶ月
- カード発行:最短1営業日(JCBは最短2営業日、AMEXは最短3営業日)、表面ナンバーレス仕様
- ETCカード年会費:無料 / 家族カード年会費:無料
- 海外旅行保険:あり(年間のショッピング利用額に応じて2,000万円プラン・100万円プランに変動)
- 国内旅行保険:自動付帯なし / 国内ショッピング保険:あり(100万円、リボ払い・分割払いの場合のみ)
※本記事のカード情報は、当サイト掲載データおよび三菱UFJ銀行公式サイト(2026年9月時点で確認)に基づきます。対象店舗・還元率・最大20%還元の達成条件・年会費・特典内容は変更される場合があるため、申し込み前に必ずカード公式サイトやMDCアプリで最新情報をご確認ください。
貯めたポイントの使い道
貯めたグローバルポイントは、「1ポイント=1円」ではありません。 三菱UFJ銀行の公式サイトによると、基本となるのは1ポイント5円相当(商品交換の場合。交換レートは商品ごとに異なります)で、使い道によって価値が変わります。ここでは主な使い道を紹介します。
商品交換(基本の使い道)
Web商品カタログに掲載された商品と交換できます。1ポイント5円相当が基本ですが、商品によって必要ポイント数(交換レート)が異なります。本記事や当サイトの還元率表記も、この1ポイント5円相当を基準にしています。
キャッシュバック
貯めたポイントを1ポイント4円に換算してキャッシュバックすることもできます。商品交換(5円相当)より換算率が下がる点に注意してください。
他社ポイント・マイルへの移行
Pontaポイントなど、複数の他社ポイントサービスへの移行にも対応しています。マイルについては、当サイト掲載データによるとJALマイルへの交換が可能です(1ポイント=2マイル、200ポイント以上100ポイント単位での交換)。ANAマイルへの交換には対応していません。
ポイント運用
「STOCKPOINT for MUFG」というサービスを使うと、ポイントを使った運用体験もできます。これは三菱UFJフィナンシャル・グループ自体が提供するサービスではなく、GMO STOCK POINTが提供するサービスです。
※ポイントの交換レート・交換先は変更される場合があります。最新の使い道は会員専用WEBサービス「My Digital Connect」またはカード公式サイトでご確認ください。
デメリット・注意点
- 最大20%への到達には三菱UFJ銀行の口座連携・アプリエントリー・複数のサービス利用が必要で、カードを持っているだけでは届かない
- 対象店舗のボーナスポイントは、利用した月の翌々月にまとめて付与されるため、還元をすぐには実感しにくい
- 対象店舗はコンビニ・スーパー・一部飲食店中心で、それ以外の日常利用では還元率0.5%と平凡
- 国内旅行保険が付帯していない
- 国内ショッピング保険は一括払いだと対象外になる
- マイル交換はJALマイルのみで、ANAマイルには対応していない
申込前にチェックすべきポイント
- 普段よく行くスーパー・コンビニ・飲食店が、対象店舗に含まれているか確認する
- 三菱UFJ銀行の口座があるか、なければ新たに開設してもよいか検討する
- 月間の利用額が3万円・10万円のラインをどのくらい超えそうか見積もる
- 買い物を一括払い中心にしているか、リボ払い・分割払いも使うか(ショッピング保険の適用条件に関わります)
- 国際ブランドをVisa・Mastercard・JCB・AMEXのどれにするか決めておく
まとめ
三菱UFJカードは、対象店舗での利用と三菱UFJ銀行の口座連携がそろって初めて真価を発揮するカードです。セブン‐イレブンやオーケー、スシローなど対象店舗を日常的に利用し、三菱UFJ銀行との相性も良い人にとっては、年会費無料で高い還元率を狙える1枚になります。一方で、対象店舗をあまり使わない、銀行口座の連携もしたくないという場合は、還元率0.5%の平均的なカードとして使うことになる点は理解しておきましょう。